色相順10

yanagisusutake

やなぎすすたけ(柳煤竹)

緑がかった煤竹色のこと。緑みの暗い灰黄緑。江戸時代。この色は江戸前期の元禄の頃に現れた色であるが、江戸後期にはこれよりもっと緑みの色に変わっていったようである。
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byakuroku

びゃくろく(白緑)JIS

水酸化銅と炭酸銅が主成分である孔雀石からとれる顔料のなかで、いちばん粒子が細かいものが百緑である。ごくうすい緑色。奈良時代。古くからある顔料で仏画などの着彩に使用された。《白襖とも》
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midori

みどり(緑)≪現代≫JIS

青と黄との中間色。草木の葉のような色。現代。光の三原色の一。「緑」という字は緑青(ろくしょう)の意味をもつ。古代日本の緑と現代の緑とは随分と違っている。【みどり(緑)≪古代≫】
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yanaginezumi

やなぎねずみ(柳鼠)

柳色の鼠がかった色。黄みの明かるい灰緑。江戸時代。この色は別に豆がら茶ともいい、一つの色が茶と鼠の2種類で呼ばれている。一般に茶は渋味、暖かみの色。鼠は柔らかく、クールな色といわれる。さてこの柳鼠は?
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tokiwairo

ときわいろ(常磐色)JIS

松、杉などの常緑樹の葉の色。青みの濃い緑色。平安時代。年中葉の色が緑の常緑樹のことを常盤木(ときわぎ)という。藍染の上に刈安で染める。
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ao_kodai

あお(青)≪古代≫

青みの緑色、青と緑の中間のような色。奈良時代。成長した樹葉の深い青緑色をいい、古代では青から緑にかけての広い範囲を「あお」とよんだ。現代でも青葉と表現し、野菜は青物というのは昔と変わらない。
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rokusyouiro

ろくしょういろ(緑青色)JIS

孔雀石(緑石)の粉末にして作る緑色顔料のような色。くすんだ青緑色。鎌倉時代。銅の表面に生じる緑色のさびのような色も緑青という。顔料としては仏教伝来と共に日本に伝わった。染色名としてはあまり聞かない。
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chitosemidori

ちとせみどり(千歳緑)JIS

松の葉のような色。灰みの深い緑色。平安時代。松は長寿であることから、めでたい色として生まれた。《千歳緑とも》
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kawairo

かわいろ(革色)

革を染めるのに多く用いたことから付いた名前。暗い灰みの緑。江戸時代。江戸時代、鹿のなめし革に菖蒲小紋の柄をつけて藍染することが多かったようである。
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midori_kodai

みどり(緑)≪古代≫

草木の葉のような色。飛鳥時代。古代では青から緑にかけて「あお」と総称していたが、特に深い緑色のことを「そにどり(カワセミのこと)のあお」とよんでいた。「みどり」は「そにどり」の転じたもの。≪翠とも≫
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hukamidori

ふかみどり(深緑)JIS

深く濃い緑色。こい緑。飛鳥時代。松葉色、常磐色、千歳緑など、葉が落ちず、いつも青々とした松に因んだ色は多い。そのどれもが藍と仮安で染めるが、それぞれの色は異なる。色名としてはこれがいちばん古くからある。
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anryokusyoku

あんりょくしょく(暗緑色)

深く暗い緑色。暗い緑。現代。現代小説のなかで海の色や森の色など、様々な場面に登場するこの色は、色名としてはストレートであるが故に理解されやすい色なのであろう。
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moegiiro

もえぎいろ(萌葱色)JIS

ネギ(葱)の芽の萌え出たような色。暗い緑。江戸時代。古くからある色名で同じ呼び方の「萌黄」があるが、この「萌葱」は当て字で「浅葱」などに引かれたもの。歌舞伎の定幕色の萌葱はこの色。
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wakatakeiro

わかたけいろ(若竹色)JIS

生まれたばかりの若い竹をイメージしたさわやかな緑色。明治時代。竹に因んだ色としては青竹色、老竹色がある。若竹色は実際の色より少し明るい緑で若々しさを象徴している。
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seijiiro

せいじいろ(青磁色)JIS

磁器の青磁のような色。やわらかい灰みの青緑。明治時代。青磁は平安時代に中国から伝わった。古くは源氏物語の若菜下の「あをじ」にあたる。「青磁色」は比較的新しい名前。《青瓷色とも》
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tokusairo

とくさいろ(木賊色) かさね

常緑多年草の木賊に茎のような色。くすんだ青みの緑。平安時代。この色も藍と仮安で染める。冷たく落ち着きを感じる色のため、武家の服色として愛用された。
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mushiao

むしあお(虫襖) かさね

玉虫の羽根のような色。暗い青みの緑色。平安時代。虫とは玉虫のことで、襖とは元々は装束の名前。平安時代の色名で昆虫や鳥の名が付いているのはこれだけである。
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aotakeiro

あおたけいろ(青竹色)JIS

成長した青竹のような色。やわらかい青緑。江戸時代。若竹色と比べて青みが強い。草木でこの色を染めるのはかなり難しかったようである。
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tetsuiro

てついろ(鉄色)JIS

焼いた鉄肌のような色。ごく暗い青緑。江戸時代。この色は鉄の色からとも、陶磁器の下絵顔料に用いる呉須(ごす)の色からともいわれる。名のとおり堅実な色合いで、江戸時代には流行したようである。
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aomidori

あおみどり(青緑)JIS

青みを帯びた緑色。あざやかな青緑。平安時代。現在の青緑は青と緑の中間の色でかなり鮮やかだが、古代では青から緑にかけて全般に「青」と呼んでいた。古い時代の青緑はこれよりも緑勝ちであったと思われる。
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