色相順05

akakuchiba

あかくちば(赤朽葉) かさね

赤みを帯びた朽葉色。くすんだ黄赤。平安時代。朽葉色は平安時代の茶系統の代表的な色で沢山の朽葉色が出来た。平安時代に於いては「お茶」はまだ一般的な飲み物になっておらず「何々茶」という名は使われていない。
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edotya

えどちゃ(江戸茶)

江戸時代初期に新色として出てきた色。黄みの深い赤。江戸時代。この色は江戸初期、鳶色や憲法染めと共に広く愛用された。当時の流行の最先端であったようである。また、江戸後期には当世茶と呼ばれていた。
■WEBカラー:#BC8458■RGB:R/188G/132B/88


kurumiiro

くるみいろ(胡桃色)

クルミの樹皮や果皮の煎汁で染め、灰汁で媒染した色。くすんだ黄赤。平安時代。この染色は天平時代に、写経用の染紙を作るのに行われた胡桃染が最初である。
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kogarekou

こがれこう(焦香) かさね

濃い香色。くすんだ黄赤。平安時代。高価な香木を使い、何回も染め重ねた香色の濃い色のこと。焦げたような香色の意。かさねの色目にもある。≪濃香とも≫
■WEBカラー:#AB7851■RGB:R/171G/120B/81


danjuuroutya

だんじゅうろうちゃ(団十郎茶)

五世市川団十郎(1741〜1806)が狂言「暫」で柿色の素袍を用いたことからつけられた名前。にぶい黄赤。江戸時代。当時この色はたいへん流行したという。江戸時代、柿色といえばこの色のことを言った。
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tyoujitya

ちょうじちゃ(丁子茶)

丁子染の茶色がかった色。暗い黄赤。江戸時代。平安時代から染められている丁子染をもっと濃くしたような色で、本来は丁字で染めたものだが、非常に高価なため楊梅などで代用して染めていた。
■WEBカラー:#976E4F■RGB:R/151G/110B/79


karatya

からちゃ(唐茶)

黄みの灰色がかった赤。暗い黄赤。室町時代。名前を見ると唐から伝わった茶色のようだが、実際は「いかにも新しく外国からやってきたような美しい茶色」という意味のようである。
■WEBカラー:#8A6244■RGB:R/138G/98B/68


tonotya

とのちゃ(礪茶)

砥石のうち「はやと」と呼ばれる粗砥石のような色。くすんだ黄赤。江戸時代。この染色は江戸時代前期から始められており、いろいろな染め見本帳や文学にもあらわれており、広く一般に知られていた。
■WEBカラー:#9C6C4E■RGB:R/156G/108B/78


tyairo

ちゃいろ(茶色)JIS

本来は茶の葉を蒸して染めたからこの名がある。江戸時代。茶色を染める材料は非常に沢山あり、その色名も豊富であったところから江戸時代には「四十八茶百鼠」という言葉まで生まれた。色のついた形容詞は茶色と黄色だけである。
■WEBカラー:#6D4C33■RGB:R/109G/76B/51


kogetya

こげちゃ(焦茶)JIS

ものが焦げたような黒みがかった濃い茶色。江戸時代。日本の伝統色には茶系統がことのほか多い。中間色に対する感受性の豊かさを示しているといえるだろう。焦茶などと形容する茶色もなかなかしゃれている。
■WEBカラー:#564539■RGB:R/86G/69B/57


koujiiro

こうじいろ(柑子色)JIS

柑子蜜柑の皮のような明るい黄赤。鎌倉時代。この色はもともと梔子または黄蘗と紅花で染めたが、のちに蘇芳やコチニールを使うようにもなった。《中柑子とも》
■WEBカラー:#FAA55C■RGB:R/250G/165B/92


anzuiro

あんずいろ(杏色)JIS

熟した杏の実のような色。やわらかい黄赤。現代。バラ科の落葉小高木の杏の木は、幹材を使って実際に杏色を染めることができる。≪杏子色とも≫
■WEBカラー:#D89F6D■RGB:R/216G/159B/109


mikaniro

みかんいろ(蜜柑色)JIS

みかんの果皮のような色。あざやかな黄赤。現代。ミカンは、ミカン科の常緑小高木。橙色とかなり似てはいるが、蜜柑色の方がやや黄みが強い。
■WEBカラー:#EB8400■RGB:R/235G/132B/0


kassyoku

かっしょく(褐色)JIS

少し黒みの濃い茶色。江戸時代。褐色を「かっしょく」と呼ぶ場合はこの色で、「かちいろ、又はかちんいろ」と呼ぶ場合は、全く別の色になる。
■WEBカラー:#6B3E08■RGB:R/107G/62B/8


kyarairo

きゃらいろ(伽羅色)

香木の伽羅で染めた色。やわらかい黄赤。江戸時代。伽羅は日本では中世以来、香として有名であるが、染色名として登場するのは比較的あたらしい。伽羅蕗、伽羅牛蒡などの料理の名はこの色にちなむ。
■WEBカラー:#D79F6C■RGB:R/215G/159B/108


kigaratya

きがらちゃ(黄唐茶)

唐茶に黄みを加えた色。暗い灰みの赤みを帯びた黄。江戸時代。この色も江戸時代初期から染められており、当時は江戸茶と共に流行し人気を二分していた。≪黄枯茶とも≫
■WEBカラー:#725A44■RGB:R/114G/90B/68


kanzouiro

かんぞういろ(萱草色)

カンゾウ(萱草)の花の色。強い赤味の黄色。平安時代。カンゾウはユリ科の多年草で広く山野に分布し、夏、ユリに似た花を数個つける。平安時代には蘇芳、茜、山梔子などで染めていた。≪かぞういろ とも≫
■WEBカラー:#F8A748■RGB:R/248G/167B/72


shikantya

しかんちゃ(芝翫茶)

三世中村歌右衛門(俳名:芝翫)(1778〜1838)が好んで用いた茶色。やわらかい赤みの黄。江戸時代。大坂の役者であった中村芝翫は芸の幅が広く達者であったため東西で人気があり、この色は女性に広く流行した。
■WEBカラー:#BA9673■RGB:R/186G/150B/115


kitsuneiro

きつねいろ(狐色)

狐の背の毛に似た色。濃い赤身の黄。江戸時代。黄みのこの色は室町時代から好まれた色だが、染色名として出てくるのは後年になってからである。獣の名が付く染色名ということで敬遠されたらしい。
■WEBカラー:#C1833C■RGB:R/193G/131B/60


tyoujizome

ちょうじぞめ(丁子染)

丁字の蕾で染めた色。くすんだ赤みの黄。平安時代。丁字は古くから香料として用いられたが、高価なため本来の丁子染は一部の高貴な貴族だけのものであった。江戸時代には紅花と支子で代用していた。
■WEBカラー:#BA864D■RGB:R/186G/134B/77



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