五十音順13

barairo

ばらいろ(薔薇色)JIS

赤いバラ(薔薇)の花の色。鮮やかな赤。明治時代。花の名としては古今集に薔薇(そうび)はでてくるが、色名としのて薔薇色(ばらいろ)は西洋バラのことで明治以降になってからでてきた。
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hisoku

ひそく(秘色) かさね

もともと中国の青磁器の色をいった。ごくうすい緑みの青。平安時代。染色では瑠璃色のことをいったらしい。この色名は唐の時代、天子への供進の物として庶民の私用を禁止したところから付いたともいわれている。
■WEBカラー:#BCD8DD■RGB:R/188G/216B/221


himawariiro

ひまわりいろ(向日葵色)JIS

ヒマワリ(向日葵)の花のような色。あざやかな赤みの黄色。現代。ヒマワリは北アメリカ原産でキク科の一年草。花は太陽の移動とともに回ると云うが、実際にはあまり動かない。
■WEBカラー:#FFBB00■RGB:R/255G/187B/0


byakugun

びゃくぐん(白群)JIS

岩絵の具の群青のうち、粒子の最も細かいもので、白みを帯びた群青色。やわらかい緑みの青。現代。岩絵の具は粒子の多きさにより変化し、細かくなる程色が薄くなる。白群は群青の中でいちばん薄く白っぽい。
■WEBカラー:#73B3C1■RGB:R/115G/179B/193


byakuroku

びゃくろく(白緑)JIS

水酸化銅と炭酸銅が主成分である孔雀石からとれる顔料のなかで、いちばん粒子が細かいものが百緑である。ごくうすい緑色。奈良時代。古くからある顔料で仏画などの着彩に使用された。《白襖とも》
■WEBカラー:#BADBC7■RGB:R/186G/219B/199


hiwairo

ひわいろ(鶸色)JIS

真鶸の羽に因んだ色。冴えた黄緑。鎌倉時代。鶸とはすずめ科の小鳥ですずめより小さく、背中の色が光沢のある黄緑色をしている。刈安または黄檗で染めた黄色に藍を薄く染め重ねる。
■WEBカラー:#C2BD3D■RGB:R/194G/189B/61


hiwadairo

ひわだいろ(桧皮色)JIS かさね

檜の皮のような色。暗い灰みの黄赤。平安時代。本来は檜の皮で染めた色であるが、実際には古くから楊梅と蘇芳を使って染めることが多かったようである。かさね色目でもある。
■WEBカラー:#8B614F■RGB:R/139G/97B/79


hiwatya

ひわちゃ(鶸茶)

鶸色に茶色味がかった色。灰みの緑みを帯びた黄。江戸時代。茶系の色がたくさん生まれ、また、大変に流行った江戸時代において、この鶸茶も江戸時代中期以降、広く愛用された。
■WEBカラー:#8C845B■RGB:R/140G/132B/91


hiwamoegi

ひわもえぎ(鶸萌黄)

鶸色と萌黄色の中間の、黄みの強い萌黄色。さえた黄緑。江戸時代。刈安を強く、藍を弱く染めたもの。特に流行したという記事は見当たらないが、広く愛用されていたようである。
■WEBカラー:#82AA3E■RGB:R/130G/170B/62


binroujizome

びんろうじぞめ(檳榔子染)

檳榔子(ビンロウジ)を使って染めた黒。赤みの黒。南北朝時代。檳榔子はマレーシア原産の棕櫚科の常緑香木で、果実が薬用になり、染色にも利用した。実際には藍染めの上に檳榔子で染め重ねていたようである。
■WEBカラー:#423D3B■RGB:R/66G/61B/59


fukagawanezumi

ふかがわねずみ(深川鼠)

薄い浅葱色を鼠がからせた色。緑みの明るい灰色。江戸時代。江戸時代も後期になるとそれまでの派手めな色から粋で洒落た鼠系の色が好まれるようになった。クールなイメージのこの深川鼠もそのひとつ。≪湊鼠とも≫
■WEBカラー:#A0AE9F■RGB:R/160G/174B/159


fukakiake

ふかきあけ(深緋)

濃い緋色。暗い紫みの赤。奈良時代。茜草で染めた緋色に紫草で上染した色で緋色の濃い色といっても色感は違う。令義解の衣服令で四位の色。≪黒緋(くろあけ)とも≫
■WEBカラー:#773B41■RGB:R/119G/59B/65


hukamidori

ふかみどり(深緑)JIS

深く濃い緑色。こい緑。飛鳥時代。松葉色、常磐色、千歳緑など、葉が落ちず、いつも青々とした松に因んだ色は多い。そのどれもが藍と仮安で染めるが、それぞれの色は異なる。色名としてはこれがいちばん古くからある。
■WEBカラー:#005638■RGB:R/0G/86B/56


fujiiro

ふじいろ(藤色)JIS かさね

藤の花のような色。明るい青紫。平安時代。この色はかさね色目にも、また江戸文学にもよく登場するほど昔から人気のある色である。本来は紫草、或いは藍と紅で染めるが、のちには蘇芳でも代用するようになった。
■WEBカラー:#A294C8■RGB:R/162G/148B/200


fushizome

ふしぞめ(柴染)

柴木(シバキ)の煎汁で染めた色。暗い灰みの黄赤。奈良時代。柴(フシ)とは栗、櫟、樫などの雑木のことで、灰汁と鉄媒染の両方を使って染めていた。フシはシバの古名。
■WEBカラー:#94805E■RGB:R/148G/128B/94


fujinando

ふじなんど(藤納戸)JIS

藤色がかった納戸色。灰みがかった淡い青紫。江戸時代。淡い青紫系の色に藤のつく色がいくつもある。藤色系の色は昔から好まれた色であった。≪藤御納戸(ふじおなんど)とも≫
■WEBカラー:#69639A■RGB:R/105G/99B/154


fujinezumi

ふじねずみ(藤鼠)

藤色がかった薄い鼠色。灰みがかった淡い青紫。江戸時代。この色は江戸時代に色々な染法が紹介されている。またこの色は明治時代に「新駒色」と呼ばれて花柳界から一般にまで流行した。≪ふじねず とも≫
■WEBカラー:#817EA4■RGB:R/129G/126B/164


fujimurasaki

ふじむらさき(藤紫)JIS

藤の花に似た色だが藤色よりやや濃い目である。明るい青紫。江戸時代。藤色の染色は古くからあるが、藤紫がでてきた江戸後期からはどちら同じようにも愛用された。
■WEBカラー:#9883C9■RGB:R/152G/131B/201


futaai

ふたあい(二藍) かさね

藍と紅花で染めた紫色。くすんだ青みの紫。平安時代。古来、藍とは染料のことを指し、紅(くれない)も呉藍(くれのあい)といった。青の藍(藍)と赤の藍(紅)の二種類の藍で染めたところからこの名がある。
■WEBカラー:#5F4C65■RGB:R/95G/76B/101


budounezumi

ぶどうねずみ(葡萄鼠)

葡萄染(えびぞめ)の鼠がかった色。暗い灰みの赤紫。江戸時代。葡萄は古名で「えび」と読んだことから、この葡萄鼠も「えびねずみ」とも呼ばれた。江戸時代後期に現われたと思われる。
■WEBカラー:#6D5964■RGB:R/109G/89B/100



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