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nandoiro

なんどいろ(納戸色)JIS

江戸時代に流行った藍染のうち代表的な色のひとつ。にぶい緑みの青。江戸時代。納戸とは屋内にある物置部屋のこと。名前の由来は諸説ありはっきりしないが、江戸時代の間、何度かこの色が流行した。
■WEBカラー:#00687C■RGB:R/0G/104B/124


niiro

にいろ(丹色)

丹とは赤い土の意で、赤土から採った顔料の色。つよい黄赤。飛鳥以前。本来は顔料や塗料として用いるが、豆汁でといて染色に使用することもある。
■WEBカラー:#CF6442■RGB:R/207G/100B/66


nisemurasaki

にせむらさき(似紫)

紫染に似せた色の意。くすんだ青みの紫。江戸時代。庶民の間でも紫色が流行った江戸時代に、蘇芳、または藍と蘇芳を用いて紫色が染められた。安価であり簡単に染められたことからこの名がついた。
■WEBカラー:#70547B■RGB:R/112G/84B/123


nikkeiiro

にっけいいろ(肉桂色)JIS

乾燥させた肉桂(ニッケイ)の樹皮のような色。くすんだ黄赤。現代。ニッケイは古くから香料として中国から輸入され、江戸時代には栽培が始まった。色名としては最近になって使われるようになった。
■WEBカラー:#B5725C■RGB:R/181G/114B/92


nibiiro

にびいろ(鈍色)

昔、仏事や凶事に用いられた服色の色で濃い鼠色。暗い灰色。平安時代。王朝文学でも随所で見かけられる色である。また和紙の色としても用いられた。≪にぶいろ とも≫
■WEBカラー:#5E5E5F■RGB:R/94G/94B/95


nezumiiro

ねずみいろ(鼠色)JIS

いわゆる鼠のような色。白と黒の真中あたりの灰色。室町時代。江戸時代には茶と鼠は粋な色として特に好まれ、俗に「四十八茶百鼠」といわれるくらい鼠が勝った色がたくさん現れた。
■WEBカラー:#838383■RGB:R/131G/131B/131


neriiro

ねりいろ(練色)

生絹を練った後の絹糸の色。黄みの白。平安時代。生絹を灰汁などで精練し、表面のセリシンを取り除いてしなやかな絹糸にするが、その精練することを練るという。練った後に、絹は艶やかでしなやかな絹糸になる。
■WEBカラー:#EDE0CD■RGB:R/237G/224B/205


haiiro

はいいろ(灰色)JIS

灰のようないろで薄い鼠色。明治時代。木や藁などを燃やし燃え尽きたあとの色。白と黒の中間色で色名としては比較的新しい名前である。
■WEBカラー:#767676■RGB:R/118G/118B/118


baikoutya

ばいこうちゃ(梅幸茶)

初世尾上菊五郎(俳名:梅幸)(1717〜1783)の好んだ茶色。明るい灰みの黄緑。江戸時代。この色は茶色というよりむしろ黄緑に属する。菊五郎の立役としての達者な芸は特に芝居通に人気があった。≪草柳とも≫
■WEBカラー:#8F9272■RGB:R/143G/146B/114


haizakura

はいざくら(灰桜)

灰色がかった桜色。明るい灰みの赤。現代。これと似た色名にさくらねずみがあるが、こちらの方が明るくやわらかい色である。
■WEBカラー:#CDB1AF■RGB:R/205G/177B/175


haimidori

はいみどり(灰緑)

灰色がかった緑色。灰みの緑。現代。江戸時代には盛んに「何々鼠」が生まれたが、現代に生まれる色には「灰何々」が多い。現代人は平安時代と同じように生き物を色名にすることに抵抗を感じているのかも知れない。
■WEBカラー:#5F7E66■RGB:R/95G/126B/102


hajiiro

はじいろ(櫨色) かさね

山櫨で染めた色。赤みの深い黄色。平安時代。紅葉が美しく、実から蝋が採れるため古くから親しまれた木であり、また、禁色である黄櫨染や赤白橡を染めるための材料でもあった。「ハジ」は「ハゼ」の古名。
■WEBカラー:#D9A025■RGB:R/217G/160B/37


hasitairo

はしたいろ(半色) かさね

紫より少し薄い色。鮮やかな紫。平安時代。半(はした)とは、「中間の」とか「半端の」という意味で、禁色であった紫から少しはずれた色(少し薄い色)という意味である。
■WEBカラー:#A16BBD■RGB:R/161G/107B/189


hadairo

はだいろ(肌色)JIS

日本人の肌のような色。ごくうすい黄赤。現代。奈良時代の宍色(ししいろ)、江戸時代の肉色(にくいろ)と同じ色であろう。ごく最近まで肉色が一般的な呼び方であった。
■WEBカラー:#F1BB93■RGB:R/241G/187B/147


hatobairo

はとばいろ(鳩羽色)JIS

山鳩の羽のような色。鳩羽鼠ともいう。くすんだ青紫。江戸時代。「何々鼠」という鼠系の色は江戸後期に多くあらわれてくるが、この色もそんな中の一つ。夜叉附子と蘇芳の鉄媒染で染めていた。≪鳩羽鼠とも≫
■WEBカラー:#665971■RGB:R/102G/89B/113


hanaasagi

はなあさぎ(花浅葱)

花色と浅葱色の中間の色。つよい緑みの青。平安時代。古くはツユクサで染めた色を花染といい、この色もツユクサで染めた浅葱色と考えるほうが妥当かもしれない。江戸時代になるともっと青みが強くなる。
■WEBカラー:#19738D■RGB:R/25G/115B/141


hanairo

はないろ(花色)

もともとは花田色(縹色)を略したもの。あざやかな紫みの青。平安時代。縹色と同色をさす場合が多いが、花色の「花」に掛けて「縹色」より赤みの派手な色合をいうこともある。ここでの花色は後者の色。
■WEBカラー:#3B5BA0■RGB:R/59G/91B/160


hanadairo

はなだいろ(縹色)JIS かさね

藍で染めた純正の青。つよい青。奈良時代。古代より藍だけで染めた色のことを縹といった。濃淡により浅縹、中縹、次縹、深縹と分かれていた。この時代の藍色は山藍で摺った色で薄い青緑だった。《花田色とも》
■WEBカラー:#2B618F■RGB:R/43G/97B/143


hanamurasaki

はなむらさき(花紫)

藍色がかった紫色。こい青紫。江戸時代。藍で染めた花色の上に紅花で染め重ねた色である。花色という鮮やかな青紫に紅を掛ける訳だから、この色を染め始めた当時は相当派手な色合だったようである。
■WEBカラー:#563C70■RGB:R/86G/60B/112


hanezu

はねず(朱華)

紅花染めの黄みのない薄い赤。明るい紫みの赤。奈良時代。天武天皇14年(687)に「秋七月‥‥浄位より已上は、並に朱華を着る‥‥」とあり、僅か3年だけ紫色の上に朱華の服を着ていた。唐棣はニワウメの古名。≪唐棣色(はねずいろ)とも≫
■WEBカラー:#EBA0A2■RGB:R/235G/160B/162



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