五十音順11

tsutsujiiro

つつじいろ(躑躅色)JIS

赤いツツジの花のような色。あざやかな紫味の赤。現代。北半球の温帯に広く分布するツツジは種類が非常に多く、色も赤、白、ピンクなどがある。そのうちの赤系の花の色。
■WEBカラー:#CF4078■RGB:R/207G/64B/120


tsuyukusairo

つゆくさいろ(露草色)JIS

ツユクサ(露草)の花の色、または露草の花で染めた色。鮮やかな青。江戸時代。ツユクサは夏、青紫色の小さな花が咲き一日でしおれる。ツユクサの色は水で流れてしまうので、友禅の下絵描きに利用された。
■WEBカラー:#007BC3■RGB:R/0G/123B/195


tetsuiro

てついろ(鉄色)JIS

焼いた鉄肌のような色。ごく暗い青緑。江戸時代。この色は鉄の色からとも、陶磁器の下絵顔料に用いる呉須(ごす)の色からともいわれる。名のとおり堅実な色合いで、江戸時代には流行したようである。
■WEBカラー:#24433E■RGB:R/36G/67B/62


tetsuonando

てつおなんど(鉄御納戸)

鉄色をおびた納戸色。暗い灰みの緑青。江戸時代。この色は江戸時代中頃から登場したと思われる。その渋い堅実な色合いは特に流行したとの記事は見当たらないが、常用色として広く愛用されたようである。
■WEBカラー:#445562■RGB:R/68G/85B/98


tetsukon

てつこん(鉄紺)JIS

鉄色がかった紺色。ごく暗い紫味の青。江戸時代。その名の通り鉄色と紺色の中間の色合いで濃く深い色である。江戸時代後期の染見本帳に紺鉄色とあり、同じ色である。≪紺鉄色とも≫
■WEBカラー:#292934■RGB:R/41G/41B/52


terigaki

てりがき(照柿)

熟した柿の実のような色。黄みのふかい赤。江戸時代。熟した柿が日に照らされて輝く色。この色を染めるために用いた染材料は梅であった。
■WEBカラー:#D3614C■RGB:R/211G/97B/76


toukousyoku

とうこうしょく(橙黄色)

熟したダイダイの実のような色。つよい赤みの黄。現代。橙色(だいだいいろ)は果皮の色であり、橙黄色は実の色である。山吹色に似ているが、橙黄色のほうが黄色が強く落ち着いた色である。≪とうおうしょく とも≫
■WEBカラー:#EFAC3D■RGB:R/239G/172B/61


tokiiro

ときいろ(鴇色)JIS

トキの風切羽や尾羽のような色。明るい紫味の赤。江戸時代。本来は紅花で薄い色に染めた。明治の始めまでは全国に生息して、美しい飛ぶ姿が各地で見られた。《鴇羽色、朱鷺色、時色とも》
■WEBカラー:#FA9CB8■RGB:R/250G/156B/184


tokiwairo

ときわいろ(常磐色)JIS

松、杉などの常緑樹の葉の色。青みの濃い緑色。平安時代。年中葉の色が緑の常緑樹のことを常盤木(ときわぎ)という。藍染の上に刈安で染める。
■WEBカラー:#007B50■RGB:R/0G/123B/80


tokusairo

とくさいろ(木賊色) かさね

常緑多年草の木賊に茎のような色。くすんだ青みの緑。平安時代。この色も藍と仮安で染める。冷たく落ち着きを感じる色のため、武家の服色として愛用された。
■WEBカラー:#3C7564■RGB:R/60G/117B/100


tonokoiro

とのこいろ(砥粉色)

砥粉(とのこ)の色。やわらかい赤みの黄。現代。砥粉は砥石の粉末のことで、木目の色づけに用いる。また、俳優の顔のシワ延ばしや厚化粧の下塗りにも用いる。
■WEBカラー:#D5B28A■RGB:R/213G/178B/138


tonotya

とのちゃ(礪茶)

砥石のうち「はやと」と呼ばれる粗砥石のような色。くすんだ黄赤。江戸時代。この染色は江戸時代前期から始められており、いろいろな染め見本帳や文学にもあらわれており、広く一般に知られていた。
■WEBカラー:#9C6C4E■RGB:R/156G/108B/78


tobiiro

とびいろ(鳶色)JIS

トビの羽のような色。暗い黄みの赤。江戸時代。江戸時代の代表的な茶色のひとつ。通常、蘇芳、楊梅などを使って染めるが、八丈島産の黄八丈の鳶色はタブノキの樹皮で染めたもの。
■WEBカラー:#7A453D■RGB:R/122G/69B/61


torinokoiro

とりのこいろ(鳥の子色) かさね

鶏卵の殻のような色。黄みがかった白。室町時代。鳥の子とは鳥の卵、特にニワトリの卵のこと。重ね色目にもある。また古くから上質の和紙「鳥の子紙」の色としても有名である。
■WEBカラー:#EAE1CC■RGB:R/234G/225B/204


naeiro

なえいろ(苗色) かさね

稲の苗のような色で薄い萌黄色。やわらかい黄緑。平安時代。かさねの色目にでてくる色で、夏の色になる。≪薄萌木とも≫
■WEBカラー:#A9B06B■RGB:R/169G/176B/107


nasukon

なすこん(茄子紺)JIS

ナス(茄子)の実のような赤みの紺。ごく暗い紫。明治時代。通常、藍染で濃く染めたあと蘇芳で染め重ねた色である。
■WEBカラー:#473946■RGB:R/71G/57B/70


nadeshikoiro

なでしこいろ(撫子色)

ナデシコ(撫子)の花のような色。やわらかい赤紫。平安時代。ナデシコは中国原産の花で秋の七草の一つ。
■WEBカラー:#D997AF■RGB:R/217G/151B/175


nanohanairo

なのはないろ(菜の花色)

アブラナの花のような色。明るい緑みの黄色。現代。平安装束の合色目と織色目に花葉色(はなはいろ)があり、だいたいこの菜の花色のような色目になる。
■WEBカラー:#DCC820■RGB:R/220G/200B/32


namakabeiro

なまかべいろ(生壁色)

塗り立てで、まだ乾いていない壁のような色。灰みの赤みをおびた黄。江戸時代。江戸時代に生まれ好まれた「何々鼠」。この生壁色も鼠の名は付かないが鼠色系に入る色であり、やはり大いに好まれたようである。
■WEBカラー:#90806D■RGB:R/144G/128B/109


namariiro

なまりいろ(鉛色)JIS

鉛の色に似た、青みを帯びた灰色。青みの灰色。明治時代。炭素属元素のひとつの鉛は、その暗く重い印象と重なって、どんよりした重苦しい空の色の表現によく使われる。
■WEBカラー:#72777D■RGB:R/114G/119B/125



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